今回は、トレードの参考指標となる「MACD」について、紹介したいと思います。
米シグナラート・コーポレーション社のG・アペル氏が考案した分析方法で、「MAC・D(マック・ディ)」と呼ばれ、特に人気のあるテクニカル指標の一つです。
短期と中期の2本の指数平滑移動平均の差を「MACD」、MACDを移動平均したものを「シグナル」と呼びます。
この2本の線の方向性・乖離・絡み具合に注目して相場の周期とタイミングを捉えるため、比較的ダマシが少なく使いやすい分析手法です。
【計算方法】
- 「MACD」 = 短期指数平滑平均(12日) - 中期指数平滑平均(26日)
- 「シグナル」 = MACDを移動平均(9日)させたもの
【ポイント】
- MACDのシグナルを下方から上抜いた場合
- MACDのシグナルを上方から下抜いた場合
- 上記のサインが出た後、0(ゼロ)ラインを2本の線が抜けると継続となることが多い
私は基本的には使っていませんが、何かトレードの指針が欲しい方には参考になるかもしれません。
ただし、遅れて出現することも多いので、あくまで補助指標として使うのが良いと思います。
【MACD】